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このサイトには、1915年に出版された音楽書、”Piano Mastery”(ここやここで内容確認可)の全訳(up時現在)を載せています。

Harriette Brower:Piano Mastery (1915,Frederick A. Stokes Company,N.Y.) 表紙の人物はパデレフスキ。

ニューヨークのピアノ教師であるハリエット・ブラウアーが、31名にものぼる名ピアニストの言葉をまとめた本です。本書の核は、数多いピアニストたちへの貴重なインタビュー。ブラウアーが並々ならぬ思い入れを持って取り組んだものであり、ピアノ演奏のポイントに関して、巨匠たちから珠玉の名言や警句、深い洞察やヒントを引き出すことに成功しています(原書は好評のためシリーズ化して、実質第3巻まで出ました)。

バックハウス

内容は技術論ばかりでなく、達人たちの個人的な思い出や、他の演奏家への辛口の批評、学習者への愛情ある激励など多岐にわたり、今もなおピアノ学習者・指導者・演奏家の方々に役立つとともに、大いに刺激を与えるのは間違いありません。

この本には、昔のピアニストについて興味がある人にとってさえあまり馴染みのない人物が含まれていると思いますが、調べてみると各人がそれぞれの立場で当時のピアノ界にしっかりとした足場を築いた強者揃いであることがわかります。

ティナ・ラーナー

あまり知られていない人物の言葉でも興味深くお読みいただくために、各ピアニストを調査し、章の冒頭に紹介しておきました。イメージづくりが狙いなので、事績の細かい年次は概ね割愛していることや、資料不足で必ずしも内容的に十分でない場合もあることはご了承ください。ピアニストの写真は原書にあったもの以外にも、可能な限り追加してあります。

※著作権の消失している洋書を翻訳したものです。原書の著作権は消失していますが、二次的著作物として当翻訳書は権利保護されます。無断での使用は禁じています。